YZサスペンションフルキット Top2/Top1/TG(Top-Gear) | |
|
サスペンションキットは、ご要望をお聞きした上で、ご使用の目的に合わせて一台ごとにハンドメイドで製作を行なっています。 |
【優れた運動性能】 モータースポーツ用に開発を行っているショックアブソーバーを使用し、運動性能の優れたサスペンションを製作しています。 サスペンションキットは、スポーツ用、レース用、ストリート用などの用途ごとに、最適な仕様に仕上げて、お届けしています。 ショックアブソーバーは、減衰力の立ち上がりをスムースに発生させて、反発力も抑えることで、 路面の継目や段差で起こる突き上げや、飛び跳ねがなく、吸い付けるように路面を捉えますから、 ハードなスポーツ走行やウエット路面でも、コントロール性に優れています。 【しなやかな乗り心地】 TGサスペンションキットは、乗り心地に優れたツインチューブ、低圧ガス式ショックアブソーバーを採用しています。 また 各部を一層チューンすることで、減衰力の発生から収束までのサイクルが、毎回スムースに行われる為、 サスペンション全体がしなやかに働き、スポーツ性能に優れるだけでなく、一般走行での乗り心地も大変優れています。 【ドライブ・フィーリング】 低速域専用のバルブを採用し、微低速から減衰力を発生させて セッテイングしていますので、高速、低速走行でも 車体がフワフワ泳いだり、突風などに煽られる事がなく、常に車体に安定感があります。 このため、ステアリング捌きやシート・ポジションにも余裕が生まれ、長距離・ドライブでも疲れを感じさせません。 サスペンション・マウントの硬度と形状、ダンパーにも抑振動と静音構造を採用して、 上質なドライブ感覚と共に、乗り味にも 拘ったサスペンションを実現しています。 【ロング・ライフ】 ダストブーツ、バンプラバー、スプリング・インシュレーターを標準装備し、保護機能と耐久性の向上を図っています。 また、機能全般の充実と共に、最新規格のダンパーオイル、二層防錆処理などでロングライフ化を行っています。 【仕様変更とOH、修理】 サスペンションキットの製作からOHまで。また仕様変更と万一の補修も自社内で一貫して行っています。 ダンパーは、ピストンバルブとベースバルブ、ポート、積層シムなど各サイズを変更することで、単方向ごとに減衰力の変更ができます。 低速域は、スローバルブのリードとシムによってセッティングでき、減衰力の調整域もスライドバルブのサイズ変更で調整できます。 外装では全長、ケース長とストローク変更のほか、上下のマウント形状の変更にも対応しています。 |
【再セットアップ・オーバーホールについて】
サスペンションフルキットは、レコードナンバー付の仕様書を貼附してお届けしています。 仕様書には、各構成部品のサイズ、寸法、品番等の詳細が記載されていますので、 再セットアップを行う際は、仕様書を参考にパーツの再構成を行って下さい。 オーバーホール(OH)、アップデート、仕様変更も仕様書を元に実施しています。 OHは、TG6ページをご覧ください。 |
|
TGダンパーは、キット毎に減衰力の試験結果表を添付してお届けしています。 減衰力の仕様変更を行う場合は、試験結果表を元に 次のステップをご検討下さい。 TGダンパーの減衰力は、TG3ページをご覧ください。 |
【キットの梱包状態】
サスペンションキットはダンパー/ケースassy、直巻スプリング、アッパーシート、POMシート、ダストブーツなどが全て、 車両に組み付けできる状態にセットされ梱包されています。 ピロアッパー等をオプション設定された時はこれらの商品も仮組みされ、車高調整用レンチなどの付属品も同梱包されています。 車高調整のロアシート/ロックナット、ロックリングの締め付けは特に行っておりません。 車両に取り付け、車高を調整後に締め付けを行うようにしてください。 締め付け時は必ず専用のレンチを使い、手で軽く締め付けるように行って下さい。 (車高/スプリングレート、タイヤサイズ、装備などが車両毎に異なるため、シート位置の調整は行う必要があります) |
車両への装着 車両への装着は認証工場/指定工場またはそれに準ずる専門店で、各車両の整備書に基づき正しく装着を行なってください。 組み付け完了後は車体への干渉がないか、またサスペンションをフル作動させた時にも、他に干渉したり、 取り付け角度が不向きになったり、ホース類が突っ張ったりしないか、またその他にも不具合がないか点検と確認を行って下さい。 |
車両のセットアップと各調整
装着後は、必ずアライメント調整を行って下さい。
サスペンションキットは仕様によってセットアップを進めるため更に追加仕様を施しているものがあります。
機能を発揮出来るように組み付け、調整を行って下さい。 <別紙貼附>
減衰力調整式は走行条件に合わせて変更を行って下さい。
フルタップ車高調整式はドライブシャフトブーツなどと適正な間隙を保つように調整を行って下さい。
又、公道ではスプリングはジャッキアップ時でも遊びがない状態にセットし、
保安基準に基づいた、最低地上高、また灯火類の高さを保つように車高を設定して下さい。
実走とセッテイング 実走は各部の馴れ合いの為に一週間程度、慣らしを行って下さい。 各部の点あたりが面あたりになり、やや車高が下がりしっかりと落ち着いた動きをするようになります。 この時ダンパー減衰は低めの番定を使って慣らしを行って下さい。 |
|
警告 | この表示を無視して取り扱いを誤って装着したり走行をすると、死亡や重傷など重大な危険に結びついたり、人が傷害を負ったり、財産が侵害を受ける可能性があります。 |
警告 | 定期点検と補修−コンディションを有効に保つ為に 定期的な点検により、消耗また破損が生じた時はその部位の交換、補修を慣行して下さい。 各部の構成品は、単品も含め補修、OHが行えるように取り揃えています。 |
警告 | 走行中に異音や振動などの不具合を感じたら、直ちに走行を中止し点検を行って下さい。 特に激しいスポーツ走行などでは予期せぬ過大な入力などにより、消耗を早めたり破損を生じたりすることがありますので、使用の前後には必ず点検を行い、必要な場合は補修を行って下さい。 尚、スポーツ走行などに用いた場合でのクレームには応じかねますので予めご了承下さい。 |
注意 | サスペンションフルキットは走行性能を重視して製作していますので 純正のサスペンションに比べ、硬さや作動音が発生するなど乗り心地が損なわれる事があります。 |
前照灯やサイドマーカーの取り付け高さ、最低地上高が保安基準に適合しない車高、また ジャッキアップ時にスプリングが遊ぶ状態で、一般公道を絶対走行しないで下さい。 |
|
フルバンプ・フルリバンプ状態になる条件での使用は製品の破損につながるなど危険ですから厳に謹んで下さい。 |
取り付け時の注意 | |
装着作業は必ず専門の整備工場で行って下さい。 | |
脱着に伴う、車輌のリフトアップ時は作業中にジャッキが外れることの無いように確実な方法で行って下さい。 | |
装着、取り付けの際は必ず、当該車両の整備書に従い、注意事項を守って作業を行って下さい。 | |
アッパーマウント、ロアマウント、ピロナットの締め付け時などに、インパクトレンチは絶対使わないでください。 | |
本品の改造は絶対しないで下さい。また専用品につき、流用は決してなさらないで下さい | |
スタビライザ/ABS/ブレーキホース類の取り付け後にフル作動させても、他部位と接触が無いか確認して下さい。 設定する車高によっては、ホース類が突っ張ったり、取り付けブラケットの向きなどが適切でなくなることがあります。 万一そうした際は、ホースを交換するなどの修正を行ってください。 |
|
組み付け後は全てのボルト/ナットが完全に締め付けられているか、またフル作動させたとき、車体側や その他に部品が接触したり、不具合がないか、各部の点検を充分に行って下さい。 |
|
取り扱い上の注意 | |
ロックナット/ロックシートの締め付け/緩めは車両をジャッキアップし、ロアシートにもスプリングの テンションが掛からないように施し、専用の車高調整用レンチを用い、切り掻き部に当て、必ず手で軽く 締め付けを行って下さい。締め過ぎるとスプリングのバックリング現象により、更に締まり、緩まなくなります。 |
|
レンチの上からハンマー、あるいはドライバーなどを使用してロックシートを締め緩めすると切り掻きに当てた エッジ部分から割れ破損を起こすなど危険ですから、絶対しないで下さい。 |
|
スプリング交換時は内径/外径が完全に合うサイズのPOMインシュレータ/ロックシートを使用して下さい。 | |
極端なオフセットホイールやホイールスペーサーは偏心荷重が掛かり危険です。極力使用を避けて下さい。 | |
組み付け後は試走を行い異音/振動などの不具合がないか確認をして下さい。 | |
装着後は1週間程度、本品の慣らしを行い、同時に本品性能に慣れて下さい。また定期的に点検を実施して下さい | |
ダンパーのフルバンプやスプリングが線密着を起こすような状態では、決して使用しないで下さい。 叩きつけるようなハンマー現象を起こし、走行中、急にコントロールを失ったり、車体や本品の破損の原因になります。 |
元のページへ戻るにはこのページを閉じて下さい。 |