YZ 純正形状ロアシート式 車高調整キット |
純正形状ロアシートを装備した被せ式の車高調整キットですから、
使用中のスプリング、ショック・アブソーバー、アッパーシートは全て再使用できます。
乗り心地もそのまま、前後どちらかだけを調整式ヘ変更することも出来ます。
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1.車高調整キットの図解と計測要領. |
2.純正形状シートの形状 |
3.オプション |
4.車種別の資料ページヘ |
車高調整キットの図解と計測要領
ダンパーのサイズ測定とアジャスターの選択 @ダンパーの形状と各サイズを計測して下さい。 A調整キットのネジ部の内径はダンパー各部の外径より僅かに大きめのサイズを選択します。 B加重を掛ける場所、ロアシートを上下させる高さに応じて、キットの形状、長さを選択します。 |
圧入式の装着例 |
被せ式の装着例 |
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1.ダンパートップ部 @ダンパーの上部にバンプストッパーなどのCAPがある時は外径と高さを計測します。 *CAPが外れるときは外した後のショック外径と高さを計測します。 Aロアシートを取り外した後の膨らみ部の高さを計測します。 *ロアシート跡に膨らみがあれば、その外径と形状、上部からの高さAも計測 B元のスプリングの座面までの高さを計測します。 C調整キットを被せる長さまでの上/中/下部の外径は全て計測します。 *キットを取り付ける長さまで ブラケットなど障害物がないか確認します。 *装着するキットの長さ内に障害物があれば移動する必要があります。(別売で移動キットを準備しています) |
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Dロアシートがリングに圧入されて付いている時は、ロアシートを外した後のリングの形状と外径を計測します。 Eロアシートが溶接されている場合はロアシートを削り取り、その跡の形状と外径を計測します。 |
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*計測要領、キットのサイズ等が分からないときは、お問い合わせください。 |
車高調整キットの形状
品名 | 形状 | 詳細 |
カブセ式 (非溶接) |
シェルケースやダンパーに被せて装着する車高調整キットです。 太さ、形状、長さの設定があり、外径が途中で変わるダンパーにも対応しています。 荷重を上部で受けますから、荷重を掛けて問題ないか確認して下さい。 ダンパー上部にバンプラバー・ストッパーが溶接されていたり、シールガイド゙があり、最上段では荷重を受けられないものがありますから注意が必要です。 |
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@CAP形状のものは取り外します。リングナットは取り外し不可。 @' リングナット式は、外径をネジアジャスターの内径まで小径にします。 Aピストンロッドに作業中、傷をつけないように保護してください。 Bロッドシール、ロッドガイドには加重を掛けないで下さい! Cダンパー外径の計測。 D外径が途中で太くなっている時は、その外径(上部からの高さも) |
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Cビン式 (非溶接) |
ビルシュタインなどのCピン式に被せて取り付ける車高調整キットです。 φ50,φ40用のアジャスター部はCピンからおよそ90mm下までネジ代ができる状態で取り付きます。 φ55用でM64のアジャスターはCピンより上に装着するモデルです。 φ55用でM68のアジャスターはCピンよりも下へ被り込ませ、装着させることが出来ます。 ダンパーの径、Cピンの装着時の外径を3方程度、正確に計測して下さい。 |
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Cダンパー本体の外径を計測。 DCピンの装着時の外径。Cピンが丸か、四角の形状も確認。 Eネジ部の回り止めの為のイモネジを締めて固定します。 |
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圧入式 リング式 (非溶接) |
<圧入式> スプリングロアシートが取り外せるものは、外した部分の膨らみ部に車高調整ネジキットを取り付けます。 アジャスター部は膨らみ部Dからおよそ90mm被り込んで装着します。 |
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<リング式> リングが溶接されているダンパーはリング部だけを残しロアシートを取り外し、 車高調整ネジキットを被せて取り付けます。 ロアシートはリングに圧入されているものと溶接されているものがあります。 φ50,φ40用のアジャスター部はCピンからおよそ90mm下までネジ代ができる状態で取り付きます。 φ55用でM64のネジアジャスターはCピンの上へ装着するモデルです。 φ55用でM68のネジアジャスターはCピンに被り込ませて装着させることが出来ます。 |
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Cダンパー本体の外径を計測。 Dロアシートを取り外した跡の外径を計測。形状も確認。 Eネジ部の回り止めの為のイモネジを締めて固定します。 |
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Cピン式また リング式は、車高調整キットのネジ部を装着する高さを変更しないと、車高調整が思うように出来なかったり、 ロアアームやアッパーアームと干渉を起こしたりする場合があります。 ご不明な場合は、当社までお問い合わせ下さい。 |
純正形状ロアシートは、スプリング端末がオープンエンド用になっています。 元々のロアシート径。スプリングの内径、外径を計測し、純正形状ロアシートのサイズを決めます。 純正形状ロアシートの径はφ60/65/70/75/80/85/90/95で、各実寸は-2mm仕上げです。 1:ロアシートはスプリングの内径に合わせます。 (スプリング端末が内側にハネて合わない時は、少し切削) 2:車高調整する時はスプリングにテンションがかからない状態で調整レンチを使用し、 ロックナットを緩めてから、ロアシートを回転させ車高調整を行います。 ※純正形状ロアシートは回転せず、上下にスライドするようになっています。 *純正形状ロアシート/ロックシート/ロックナットを合わせた高さは、約30ミリです。 *ロアシートを上下移動させたとき、外径がタイヤ/アームなどに干渉しないか事前に確認して下さい。 |
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シート径表示 φ | 60 | 65 | 70 | 75 | 80 | 85 | 90 | 95 | |
スプリング内径 | 58〜62 | 63〜67 | 68〜72 | 73〜77 | 78〜82 | 83〜90 | 88〜92 | 93〜98 | |
ロアシート内径 | 58 | 63 | 68 | 73 | 78 | 83 | 88 | 93 | |
ロアシート外径 | 82 | 98 | 102 | 105 | 106 | 106 | 120 | 120 |
3.オプションパーツ ブレーキ/ABSブラケット
バンドタイプの移動用ブラケットは、端末に各種の形状があります。各φ45/φ50用 | ||
品 名 | 価格 左右1セット | |
ABSブラケット(バンドタイプ) | 税込\3.300〜(税抜\3.000〜) | |
ブレーキブラケット(バンドタイプ) | 税込\3.300〜(税抜\3.000〜) |
本キットを取り付けするには、サスペンションの分解、組み付けに関する専門知識、専用工具が必要です。
必ず専門店で取り付けを行って下さい。
警告注意 |
この表示を無視して取り扱いを誤って装着したり走行をすると、死亡や重傷など重大な危険に結びついたり、人が傷害を負ったり、財産が侵害を受ける可能性があります。 |
脱着、分解時の注意点 |
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元のサスペンションを再使用し組み付けを行う場合、スプリングコンプレッサーを使用しスプリングが弾けないよう注意して取外して下さい | |
取り付け時の注意 | |
装着作業は必ず専門の整備工場で行って下さい。 | |
装着、取り付けの際は必ず、当該車両の修理書に従い、修理書の注意事項を守って作業を行って下さい。 | |
本品の加工、改造は絶対しないで下さい。また専用品につき、流用は決してなさらないで下さい。 | |
非溶接タイプの場合、被せて使用し装着後にガタがなく、完全に装着されているか確認を行って下さい。 | |
非溶接タイプを単筒式に使用する場合、回り止めのいもネジはダンパー本体を凹まさない程度 に軽く締め付けを行って下さい。締めすぎるとダンパーが破損するおそれがあります。 |
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組み付け完了後、全てのボルト/ナットが完全に締め付けられているか、作動させたとき、 車体側やほかの部位に部品同士が接触したり、ホースに折れなどの不具合がないか、各部点検を充分に行って下さい。 |
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取り扱い上の注意 | |
ロックナット/ロアシートの締め付け/緩めは車両をジャッキアップし、ロアシートにも スプリングのテンションが掛からないよう施し、専用の車高調整用レンチを用いて切り掻き部に当て、必ず手で軽く行って下さい。 |
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締め過ぎるとスプリングのバックリング現象により更に締まり、緩まなくなります。 レンチの上からハンマー、あるいはドライバーなどを使用して締め緩めすると切り掻きに当てた エッジ部分から割れ破損を起こすなど危険ですから、絶対しないで下さい。 |
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スプリングロアシートは内径/外径が完全にスプリングに合うサイズを使用して下さい。 | |
組み付け後は試走を行い異音/振動などの不具合がないか確認をして下さい。 | |
スプリングに遊びあると脱落したり、車体、本品などが破損します。決してなさらないで下さい。 | |
ショックのフルバンプやスプリングが線密着を起こすような状態で決して使用しないで下さい。 ハンマー現象を起こし、本品破損の原因になります。 |
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必ず定期的な点検を行って下さい。 |
警告注意 |
走行中に異音や振動などの不具合を感じたら、直ちに走行を中止し点検を行って下さい。 特に激しいスポーツ走行などでは予期せぬ過大な入力などにより、消耗を早めたり破損を生じることがありますので、使用前後に必ず点検を行い、必要な場合は補修交換を行って下さい。 尚、スポーツ走行などに用いた場合のクレームには応じかねますので予めご了承下さい。 |
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